潔 世一役・浦 和希さんのロングインタビューを
2週に渡って公開!今回は後編をお届け!
潔 世一役の浦 和希さんのインタビューを2週に渡ってお届け!
浦さんがご自身と似ていると感じるキャラクターや憧れるキャラクターのことなど、ここでしか読めないお話が満載です!
ぜひご覧ください。
【原作を読まれた感想は?】
浦さん:
とんでもない作品が始まったなというのが第一印象です。第1話から本当に色んな要素や熱いメッセージが入っていて、すぐに続きが読みたすぎてあるはずもない2話目を探したりしました(笑)。一挙2話掲載じゃないかなって(笑)「週刊少年マガジン」本誌を読み始めた時期にちょうど『ブルーロック』の連載が始まり、「こんなに面白い作品があるんだ!」と思いました。自分の中で一番思い入れのある作品でもあり、アニメ化したら絶対出演したいなと当時も思っていました。
【『ブルーロック』は連載当初から読まれていたのですね。】
浦さん:
そうですね。本当にたまたま1話目から読ませていただいていた作品で、アニメのオーディションの話をいただきました。そこから本当に潔役としてお仕事をさせていただくことになり、何か縁を感じました。当時から、マガジンを読んでいた自分を褒めたいです。
【潔の他に気になるキャラクターはいますか?】
浦さん:
蜂楽 廻(CV:海渡翼)が一番気になります。潔と切って離せない関係なので。潔が変わっていくにあたり、蜂楽がその根幹に関わってくるキャラクターでもあるので、この2人の会話について蜂楽役の海渡翼君と色々話しました。(潔を演じる上で)今は蜂楽との会話が一番気になるといいますか一番研究しているところです。
【蜂楽を演じられる海渡翼さんとはどのようなお話を?】
浦さん:
お互いまだ現場ではガチガチに緊張していて(笑)。なので、上手くは話せているかわからないのですが、演じる上での“気持ち”については話し合っているつもりです。僕らは諸先輩方と比べると、正直、技術が圧倒的に足りていないと思うんです。そこをリカバリーできるものってなんだろうといったらやっぱり気持ちなので、ハートだけは絶対に折れないようにと。どれだけダメ出しされたとしても切り替える気持ちと、強くある気持ちと、キャラクターの気持ちという3つの気持ちを頑張ってとりもつようにという話はしています。
【ちなみに色んなエゴの固まりのキャラクターがいる中で、ご自身に人として一番近いキャラクターは誰だと思いますか?】
浦さん:
ギャグパターンと本気パターンを考えたんですけど(笑)。ギャグパターンは伊右衛門(送人)です。僕自身、断るのが苦手で訪問販売とかすごく苦手なんです。そういう部分がすごい伊右衛門に似てるなって(笑)。でも本気パターンだとやっぱり潔の感情が一番分かりやすいというか「そうだよな」と共感できるシーンが圧倒的に多いです。潔はプレー中に熱くなるけど一瞬で冷静になることが多く、お芝居上でも一瞬のうちに切り替えしをやらなければならないのですが、それが自分の中では感情の流れとしてちゃんと理解ができるんです。そういう面では潔は自分に似ているというか一番演じやすいキャラクターだと思います。
【逆にご自身と全然違うキャラクター、違うからこそ憧れるキャラクターはいますか?】
浦さん:
だいぶ先に出てくるんですけど士道(龍聖)は全く違うなと思います(笑)。潔の対極にあるんじゃないかなと思うくらい超俺様といいますか。ただ彼の凄いところは相手が誰であっても自分が凄いと思ったところは素直に認めるところです。彼の中でちゃんとした物差しがあって、ただの暴君ではなく、どれだけ自分が自分がと前に出ていたとしても、一瞬で相手を認める気持ちがあるので、そこは見習わなきゃいけないと思います。
【潔を演じていてチャレンジだなと思うことはありましたか?】
浦さん:
潔はすごく声を出すんです。声を出すキャラクターを演じることは多いのですが、これまではあまりドス黒い部分がないいわゆる“THE・主人公”みたいなキャラクターだったんです。潔の場合は〝エゴイズム″に目覚めた時はドス黒いんです。「ぶっとばしてやる。俺が一番だ」っていう気持ちがあって、その声色って普通の主人公の声色じゃないんです。一瞬畏怖してしまうようなものじゃないといけないなと思って、家でものすごく練習しました。それが自分の発声を見直すことにもなって、「こうやって発声するとこうなる」というのがだんだん分かってきて凄いチャレンジになりました。
【『ブルーロック』を通じて浦さん自身も成長されているように感じました。】
浦さん:
本当にそう思います。今も収録時に他の先輩方から、もっと馬力が必要な場合や発声の基礎を教えていただいています。そういったものを勉強しているので、確実に1話と最終話では潔自身も成長しているし自分も成長しているように思います。
【放送が楽しみですね!本日はありがとうございました。】
TVアニメ『ブルーロック』は2022年内放送予定です。
続報は公式HPや公式Twitter(@BLUELOCK_PR)にて随時公開していきますので、お楽しみに!